脱毛を検討する際は、肌トラブルのリスクは最も気になる項目でしょう。
万が一、何かしらの皮膚の異常が発生した場合も、深刻な肌トラブルに発展するのは絶対に避けたいですよね。
近年では、脱毛後の肌トラブルが急増しているというニュースもあり、脱毛サロンの利用に前向きになれない方も多いかもしれません。
脱毛サロンで脱毛する場合、肌トラブル回避には質の高いサロン選びも重要なポイントです。
本記事では、脱毛サロンで脱毛後に起こる可能性のある肌トラブルと対処法について解説していきます。
脱毛前後のスキンケアにも注意しながら、脱毛のリスクと肌トラブルの予防法・対処法を正しく理解していきましょう。
〈参考:ABCニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aa3f7fd088cd005f5b03efeab9bc2cbc41a7c3d2〉
〈参考:国民生活センター https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20170511_1.pdf〉
脱毛後に起こりやすい肌トラブル
脱毛サロンやクリニックで行う施術は万全を期していますが、肌トラブルが起こるリスクはゼロではありません。
また、皮膚のかゆみや痛みなど、人により症状の出方が異なることがほとんどです。
以下では脱毛の施術後に起こる可能性のある肌トラブルと、対処法をご紹介します。
〈参考:ヘルスケアナビhttps://agora-medical.com/healthcare/datsumou-salon-trouble/〉
やけど
やけどは光脱毛と医療脱毛を比較すると、出力の高い照射を行う医療脱毛の方が起こりやすいです。
脱毛サロンでも、黒い色素(メラニン)に反応するIPL脱毛を採用しているサロンでは、医療脱毛と同じ仕組みで脱毛します。
さらに、肌が乾燥している場合や日焼け止めクリームが肌に残った状態での照射は、やけどのリスクが高くなりますので注意が必要です。
施術後に肌の赤みやひりつきが気になる方は、保冷剤をタオル等で包んで冷却するとよいでしょう。
※患部に保冷剤や氷等を直接当てると肌を痛める原因になりますので注意してください。
毛嚢炎(毛包炎)
毛穴に細菌が入り、毛根や毛根周囲の毛包が炎症を起こしてしまった状態です。免疫力低下や肌のバリア機能低下で起こりやすくなります。
症状は、皮膚の表面に赤くぶつぶつした発赤がみられ、痛みを伴う場合もあります。
ほとんどの場合、自然治癒することが多いですが、重症化すると患部に膿が溜まってくることもあるようです。
予防策として、脱毛後は服の摩擦に注意し、汗をかいたり汚れが付着してしまった場合はすぐにふき取るなど皮膚の清潔を保つことが大切です。
かゆみ・蕁麻疹
脱毛後は、熱による肌のダメージから皮膚が乾燥し、かゆみが発生する場合や、照射の光でアレルギー反応が起こり、蕁麻疹が出る可能性もあります。
他にも蕁麻疹には、照射の熱による温熱蕁麻疹、照射時の冷却による寒冷蕁麻疹が出るケースもあります。さらにこれらの症状は、施術後数時間〜数日経過した後に現れることが多いです。
患部の摩擦を避け、症状がよくならない場合は、早めの受診をおすすめします。
※元々アトピー性皮膚炎や何らかのアレルギーをお持ちの方は、施術前にスタッフにご相談ください。
色素沈着
脱毛後に肌のバリア機能の低下から、一時的に色素沈着が起こる可能性もあります。
対処法として、肌の保湿と、肌への負担が少ない美白クリーム等を使ってしっかりとスキンケアを行うことが大切です。
硬毛化
脱毛後に生えていた元の毛よりも太くなったり、硬い毛が生えてきたりする現状です。
背中や顔などの産毛が多い部位で起こることが多いようですが、発生の頻度は高くなく、症状も一時的であることがほとんどのようです。
万が一硬毛化が起こった場合は、照射を続けることで改善されるケースもあるため、まずはサロンスタッフに相談し、一緒に解決していきましょう。
〈参考:Medical note〉
※ジェニファーニューヨークでは、万が一肌トラブルが起きた場合もクリニックと提携しています。
また、FHR脱毛機を採用していますので。肌へのダメージを減らし、やけどのリスクが少ない施術を受けることが可能です。
脱毛で肌トラブルを起こさないために
本章では、脱毛前後にできる肌トラブルの予防法の例をご紹介します。
脱毛の施術を受ける前に、少しでも心配なことがあればスタッフに相談しておきましょう。
また、以前かかったことのある皮膚の病気や症状がある場合も、しっかり伝えておくことが大切です。
クリニックや病院と提携しているサロンを選ぶ
提携しているクリニックや病院がない脱毛サロンの場合、皮膚トラブルが起こった際には自分で病院を探さなくてはいけない場合もあります。
安心して施術を受けるためにも医師との連携やアフターフォローの体勢が整っている脱毛サロンを選ぶと良いでしょう。
サロンの契約前に、万が一肌トラブルが起こった時に対応してもらえるサービス内容なども一緒にチェックしておくと良いかもしれません。
お試し施術を受ける
事前に皮膚トラブルのリスクを軽減するために、専門のスタッフと相談後、一度お試しで施術を受けてみるのがおすすめです。ジェニファーニューヨークでは、ご希望の方にパッチテストも実施しております。
脱毛とお肌の相性を確認することで、いきなり契約するよりも安心して施術を受けられますよ。
紫外線に注意する
紫外線はお肌の大敵です。日焼けによる肌の乾燥は、肌トラブルのリスクを高めるだけでなく、施術時の痛みの感じやすさにも繋がります。
また、日焼けで肌が炎症を起こしていると、脱毛の施術が受けられない場合もあります。特に夏の強い紫外線には注意し、脱毛前後の日焼け対策をしっかりと行いましょう。
自分の肌に合った日焼け止めの使用に加え、日傘やアームカバーなどを併用するとさらに紫外線から受けるダメージを軽減できますよ。
肌の保湿をしっかりする
肌のバリア機能低下を防ぐためにも、普段からスキンケアを適切に行い、皮膚の潤いを保っておくことは大切です。
また、同時に衣類による皮膚の摩擦にも注意しましょう。
化粧水や美容液でのお手入れに加え、ビタミン類を中心に食べ物からお肌の栄養を補給してあげることも重要です。